子供の成長日記

この夏、第二子が産まれた。

今回も出産に立ち会ったのだが、抱っこすると小さい赤ちゃんだけど産まれてきた瞬間は「こんな大きいのがお腹の中にいたのか」と驚く。そして改めて、「母は強し」だと感じた。

今回の出産ではもう一つ、驚いたことがあった。それは、長男の成長である。

２歳になったばかりの長男は産まれてきてからずっと母親の近くにいた。保育所にも習い事にも行かせていないし、子供を預けて出かけることもない。母親から離れることがほとんどなかったため、美容院に行くために３時間くらい離れただけで大号泣だった。そんな状況なので、出産後４日間の入院がどうなるか心配だった。

出産に立ち会あった後、長男を迎えに行き妹が産まれたことを伝えた。全てを理解したわけではないが、何か大事なことがあったことは感じ取ったようだった。

少し離れると「お母さん〜」と泣く長男が、その後４日間泣くことはほとんどなかった。それどころかか、いつもだったらぐずる歯磨きやお風呂もいつも以上にしっかりやっていた。

ただ、夜になると頑張りの糸がきれて、「お母さんはどこ」「お母さん〜」と泣くことがあった。その姿は見ていて胸が苦しくなった。

「大事な時だから、自分のことはしっかりやらないといけない」２歳になったばかりでまだまだ子供だと思っていたが、親がしなない間にすごく成長していた。

新しい家族が増えると同時に、長男の成長を感じ幸せな時間となった。